


髪は皮膚細胞が変化して作られているため、皮膚の構造と非常によく似ています。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層に別れその中で表皮は更に4つに分かれています。
表皮の一番下は基底層といい、皮膚を作る生産工場のような役割をしています。
まずこの基底層にある細胞(生産工場)が血液からの栄養、酸素、水分(材料)をもらい、細胞分裂(製造)をします。
そして、どんどん皮膚の上に押し上げられて行き、徐々に水分の量が少なくなって皮膚の表面となります。
この間は約28日間といわれています。つまり約1ヶ月で新しいものに生まれ変わっています。
これがいわゆる新陳代謝とよばれるシステムです。
この新陳代謝が正常に行われていれば、皮膚は健康な状態が保てるわけです。
しかしながら皮膚のトラブルも髪と同様増加しています。人間の体は「老化」といって年をとるごとに体のいたるところの機能が低下して行きますが、それは皮膚も例外ではなく、細胞分裂の数やスピードが減少して、細胞の鮮度が落ち、いつまでも古い細胞が皮膚の表面にとどまらないといけなくなるため、乾燥したり、しわが出来たりします。
しかし老化というのは個人差はありますが25歳ぐらいから徐々に始まるもので、実際に皮膚などの表面的な部分で実感するのは40歳を過ぎたあたりからです。
しかし肌のトラブルは10代の女子の間でも頻繁に話題に上るほど低年齢化しています。
これは老化のせいではありません。
ではいったいどんな原因が考えられるのか一緒に考えて見ましょう。

大きく分けて以上の3つに分けることが出来ます。
これは髪もまったく同じで、髪の毛も血液から毛根にある細胞に栄養や酸素、水分をもらい、細胞分裂し、成長します。
ただし皮膚と違うところは、皮膚は約1ヶ月で垢となって剥がれ落ちますが、髪はそのまま5,6年伸び続け、抜けるというサイクルを繰り返します。
しかし抜けてもまた生えてきて更に同じ年数伸び続けるのが髪の毛髪サイクルと呼ばれるシステムです。
最近では脱毛症が低年齢化していると言われています。私も多くの若い脱毛症に悩む方からご相談を受けますが、一番多い年代はなんと20代の方です。
そして先ほどの原因のいったいどれが当てはまってしまうのか?
答えは。
全部です。3つ全部当てはまってしまうのです。
つまり、細胞に血液があまり送られず、更にその血液の中に十分な栄養も酸素も水分も含まれておらず、変わりに細胞を害するような物質(毒素)を含んでいては、当然健康な髪を保つことは出来ません。
またその逆に、その3つの原因を取り除けば髪は生えていて当たり前なのです。
ではその3つの原因をひとつずつご説明いたします。